沼落ち備忘録〜超特急との馴れ初め〜

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これは私と超特急との馴れ初めをブワーしたものだ。コミュ障でめんどくさがりやな私が備忘録をかくきっかけになったのはこちらの初乗車ブログを読んで、沼に落ちるまでの記録を残したいと思ったからだ。

目の前の電車に飛び乗ったら佐賀まで来ていた話 - 忘れじの光を胸に焼き付けて

(このブログほんとに超特急さんと8号車さんの魅力がつまりにつまっていて何度も見返すくらい好き)(めっちゃ余談)

 

とはいえ、私は文才も語彙力もないのでお見苦しいかもしれませんが私の備忘録なのでここは私が法律ということで先月卒論を書き終えた自分を信じて強行突破する。

 

時は2019年4月中旬

私は暇さえあればYouTubeを見ている引きニート。特にアイドルが好きな私はいろんなアイドルさんに手を出しては好みの子、好みの曲を見つけるのが趣味だった。スタプラのアイドルさんも時々見ていたこともあってか関連動画に「超特急 リョウガ集め」という動画(ギラギラ超特急のインフルエンサー振りコピ回)が出てきた。超特急というグループ名はなんとなく認知していたが最初はなんだこれと思いスルーしていた。しかし、これがしぶとく関連動画に出てくるではないか。そしてよーくサムネを見てみると「インフルエンサー」の文字。アイドルビッチの私はもちろん坂道にも手を出している。1回見たら関連動画から消えるか…という思いで動画をタップした。

 

「え?まって?ふつうにおもろいやん、てかこの時代この年代でインフルエンサー聞いたことない人間おるん、聞いたことない割には踊れてるやん、何この人」

 

なんだか好奇心が止まらない。この感じ…ワクワクすっぞ。そしてスクロールしていくと関連動画には「超特急『バッタマン』Sweetest Battlefield 神戸ワールド記念ホール

もちろん見る。ほぼ無意識下での行動。

 

見終わった直後は状況が理解できなかった。

「え?めちゃくちゃ奇声あげてたのはなに?どうしたん?え?白目?アイドルとは?なに?わからんわからん」

 

状況を整理するために何度も見たがインパクトがすごい。ますます興味が湧いた。そしてメンバーのパフォーマンスもさることながら、8号車と呼ばれるファンの皆さんのコール、ペンラ捌きは衝撃だった。プロすぎる。訓練されたプロの集団だ。なんていうか、宗教みがすごい。

 

私がいつもYouTubeで見ていたのは女の子のアイドルだったが、現場に行ったことがあるのは数回で、主な現場はジャニーズのアイドル(以下、Wとする)だった。Wには超特急のようなコールというものはなく、ライブ中は右手にペンライト左手にうちわ、首には双眼鏡を装備し戦っていた。そのため、女子ドルの在宅をしていた私にとってペンライトの複数持ちやコール、ケチャに憧れがあった。私もプロのファンになりたいと思う気持ちが止められない。これ以上踏み入れるともう引き返せないと思った。それでも私の好奇心が止まらず、さらに関連動画にあった「超特急『Kiss Me Baby』Sweetest Battlefield 神戸ワールド記念ホールをタップ。

 

「え?これさっきのと同じグループなん?てかさっき叫んでた黄色の人めちゃくちゃ顔が良いな、こんないい顔が叫んでたん…」

 

バッタマンのようなぶち上げ盛り上がりわっしょいソングとは違い、変顔なし奇声なしのいわゆる普通のパフォーマンス。冒頭の6分割の画面からのソロカット、そこでメンバー全員の顔の良さを理解した。何故こんなに顔がいいのに叫ぶのか。アクロバットもできちゃうんだ…。めちゃくちゃ歌上手いし…。みんなマイクついてるのに1人しか歌わないの?疑問が無限に湧き上がってくる。そしてこの曲でもプロのファンによる気持ちの良いコール。このジャンルの異なる2曲をYouTubeという世界中の誰もが気軽に見ることのできるツールで公開する運営による計画的犯行。その巧妙な手口にまんまとはまり順路を辿るように沼への一歩を踏み出した。気になりすぎる。ググりたい。もう引き返せないところまできたことに気づいた私は観念して大人しくその沼に浸かってみることにした。

 

調べていくと私の好みをドスドス突いてくる。私はコンセプトに忠実に沿った設定や演出にめちゃくちゃときめく遺伝子を持っている。そのため、超特急という名前にちなんだ号車番号、ファンの名称、曲、振り付け、衣装。もうこんなん好きやん。抗えんやん。しかも女子ドルのような自己紹介の口上と謎の担当制度までしっかりとご用意されている。そして、推しのイメージカラー(めちゃくちゃ原色)に染まったファンのみなさん。ときめきでしかない。8号車になりたい。

そしてもうすぐ超特急史上最大規模のホールツアー「EUPHORIA」が始まることを知る。本当に好きなのか、ハマるのか確かめるという名目で例えが不謹慎かもしれないが、私は台風のとき近所の川の様子を見に行くように超特急の沼を覗きに行った。答えはほとんど出ているのだが、「ライブの次の日ちょうどインターン行くし、そのついでにちょっと見てみるか、まだハマるか分からんし、様子見だな」と自分に言い聞かせ5月17日福岡サンパレスにて単番初乗車をかました。お察しの通り、ちょっと足湯気分で浸かっていたはずの沼にどっぷり浸かって帰ってきた。単番で入ったのにこんなに楽しいことある?こんなにおもっきし声出せることある?楽しすぎてライブ中の記憶が欠落しているので、友達に送りつけたLINEを見て思い出してみる。

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もっとちゃんとレポートせぇ😩(ノブ)

彼女にとってはとにかくタカシくんに毛穴がないことが印象的だったみたい。

楽しさが限界突破すると語彙力も記憶力もなくしてしまうのがつらい。そんな興奮状態のなかWの現場にいつも一緒に行っている友人に送ったLINEがこちら。

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底辺レベルの語彙力と表現力のレポだな。当時の私がとても興奮しているので冷静に今振り返ってみると、私にとってホールという規模の会場がとても新鮮だった。1階後方の席であったが双眼鏡を覗く必要のない距離感。さらに客席にも降りてきてくれるどの席でも楽しませるよ精神。客席に降りてきてくれるのは正直Twitterで小耳に挟んでいた上に、Wのライブでもステージを降り客席通路のお立ち台まで歩いてくる演出があったので驚くことでもないと思っていた。しかし、超特急さんは私の想像していた演出をはるかに超えてきた。顔の良い集団が客席内を隈なく回っている。お立ち台まで歩くとかいうレベルじゃない。1番後ろの通路まで来た。ほぼ逆最前だったにも関わらずめちゃくちゃ近かった。しかも、スタッフの先導なしにずいずいと1人でに歩いて来るではないか。まじか。誘拐されん?大丈夫?そのサービス精神が心配になるほどであった。しかしそんな心配はご無用。さすがプロ、8号車のみなさんには驚かされた。通路を超特急さんが練り歩いているにも関わらず手を出し触れようとしない。むしろみんなひぇ〜と仰反っているような印象を受けた。かわいい。顔が良すぎて、近すぎて、ひぇ〜ってなるのまじかわいいし、めっちゃ宗教。超特急教の信者たちの集いだった。神には触れようとしないもんね。さらにライブ中ペンライト消灯のアナウンスには素早く応じ、ペンライトをつけたままの人間はいない。いや、どこまでもプロだな。みなさんどこで訓練されたのでしょうか。育ちの良さを感じる。ほんとすごい。タレントとファン、スタッフの信頼関係のもとこういった演出が成り立つんだなと思った。あたたかい空間だった。単番だし初乗車だし始まる前は正直楽しみよりも不安のほうが大きかった気がする。しかし会場を出るときにはとても清々しい気分だった。

 

ここまで長々と書いてきたが、結論として私的超特急沼落ちポイントを以下にまとめる。

  1. 顔が良い(顔の良さを本人たちも自覚しているレベル)(みんな顔の系統も違うのであなた好みの顔立ちが必ずいるはず)

  2. 顔が良いのにみんな謙虚で性格も良い(ライブ中の挨拶やブログ、インスタの言葉ひとつひとつが身に染みる、まじ慈悲深ぇ)
  3. メンバー間の仲が良い(とても微笑ましい)
  4. コンセプトに忠実(号車番号、ファンの名称、曲、振り付け、衣装等)
  5. スタダコードという鉄壁に守られている箱入り息子感(露出は最小限、Tシャツの下には黒インナー、体毛はなくトイレにも行かないという概念等)
  6. インパクトのある全力パフォーマンス(変顔、奇声等)
  7. ふつうにおもしろい(変顔やワードセンスがいちいちツボ)(Wのオンナだった私にとって面白いかどうかもハマるかどうかの重要なポイントだった)
  8. 聞いたら分かるボーカルのタカシくんの爽やかで真っ直ぐな歌声
  9. ダンサーの表現力豊かでキレキレなダンス
  10. 人気の格差のなさ(みんな推しはそれぞれいるけど超特急みんな大好き!精神)
  11. 曲ごとに変わるセンター制度(推しのセンター曲には特別な想いが芽生える)(Whiteoutほんとにいい曲、大好き、冬になったら毎朝毎昼毎晩聞こうっと)

    Whiteout

    Whiteout

    • 超特急
    • J-Pop
    • ¥250


  12. メインダンサーバックボーカルという攻めた唯一無二システム(想像以上にボーカルがバックで驚く)
  13. 公式がYouTubeにMVやライブ映像を惜しみなくアップしている(ジャニーズに飼い慣らされた女にとっては革命的だった)(無課金で誰でも気軽に沼れる)
  14. メンバー全員のInstagramの個人アカウントがあり、メンバーのリアルを知ることができる(同上)
  15. 8号車というプロ集団によるライブの盛り上げ方、一体感
  16. 8号車の人柄の良さ、あたたかさ

 

そんなこんなで私は超特急さんとプロの8号車のみなさんの沼に落ちるべくして落ちた。

 

 

超特急に出会ってから約半年、それまで何とも思わなかった身の回りの色や数字を見るたび超特急のことを想い、幸せな気分になれる。本当に出会えて毎日が楽しいしカラフルだし、超特急さんの活躍が私の日常のモチベーションになっている。あのとき食わず嫌いをせずリョウガさんの動画を見た自分を抱きしめたい。

 

今回この備忘録を書くことでまた新鮮な気持ちで超特急を応援できるのではないかと考える。

年末のツアーにはいつもWの現場で連番している友人を連れて行くことになっている。初乗車の彼女にもあたたかい現場を見てほしい。そして超特急の魅力を肌で感じてほしい。楽しみだなぁ。

 

 

 

拙い文章ですが、最後まで読んでくれたあなたに感謝します。ありがとうございました。

 

 

 

 

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